大島哲蔵 追悼

大島哲蔵 追悼

元来の田舎者で人見知りの性格もあり、そう広くはない私の友人関係の中で、特に異彩を放つ3人の友人、先輩に出会えたことは幸運であった。若い順で大島哲蔵、吉田保夫、渡辺豊和の各氏である。昨年(2025年)渡辺さんが亡くなって、その特別な3人が全員亡くなってしまった。心から感謝するとともにご冥福を祈りたい。

そんな中、つい先日は渡辺さんのことを、また数年前には吉田さんのことを、この場で拙文ではあるが追悼文として記させてもらった。しかし大島さんのことはこうした場で発露していなかった。それは2003年に出版された「スクウォッター 建築×本×ア-ト」があったからである。この本はその前年に若くして(54歳)亡くなった大島哲蔵を偲んで学芸出版から出版された。その中で少し送る言葉を書いたので、それが免罪符になっていたのである。

時を経て2025年、彼の蔵書(美術、建築の洋書)約5000冊が関西学院大学にて大島文庫として蘇った。又それを契機に友人達と「TETSUZO塾」を開いてもいる。

それらの意味、意義を再考したく、ここで改めての大島哲蔵追悼文に代えてその時の拙文を再録させていただきたい。

※ 下記参照

ARCHIVES欄 「スクウォッター建築×本×アート」

目次